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【2025/09/08 06:07 】 |
間奏
 調子良いから夢の世界へ飛んできたよ!なシーナです。
 なんか、ほんわかした。今までのは基本ぞくぞくだったけどこれに限ってはほんわかした。稀だな。まぁバッドエンドなのはいつも通りだけど、それでもそこそこ幸せな話…なような気が…しないわけではないけど…世間一般から比べたらどうなんだろう。他人は他人だからいいっちゃいいんだけど。でもほんわか物語書き終わった後はいつもよりもあったかい気分で終われるな。普段の時の爽快感とはまた違った感じで気持ち良い。また書いてみようかな。
 今日はこれだけでご勘弁。ではまた次回。

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【2011/06/14 21:11 】 | 未選択 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
シンジルトイウコト

暴風に身を煽られ、天地を揺るがす衝撃の後。
気付けば私の五感は虚無によって支配されていた。

最後に見たもの――透けるように遠い青空。

そう。あの中に、私は踏み入ってみたかったのだ。

例えるなら手足を切断されたもの。
いつも地べたをはいずり回ってもがき苦しんだ。
そうやって生きてきた。

脚が無いことを忘れて、幾度も立ち上がろうとした。
あの遠い空に少しでも近付きたかったから。
そして立つ脚が欲しいと泣いた。
脚が無ければあの空には近付けなかったから。

腕が無いことを忘れて、幾度も手を伸ばそうとした。
あの遠い空に少しでも触れてみたかったから。
そして伸ばす腕が欲しいと泣いた。
腕が無ければあの空には触れられなかったから。

触れられないものが多すぎて。
私に触れてくれるのは風と泥、それだけだった。

ある日神様は私に言った。
辛いことの後には楽しいことがあるのです。
信じたものは必ず救われますよ、信じなさい。

私は神様を信じて信じて信じて信じた。
時には裏切られることすらあった。
でもそれすら私を諦めさせることは出来なかった。
神様だけが私の最後の希望だった。
神様さえいれば私は何も苦しくなどなかった。

少ししたある日神様は教えてくれた。

僕は青空の中に住んでいるのです。
毎日朝と夜に、沼地の端の崖から虹が架かります。
その虹を越えた向こう側に、僕はいるのですよ。

虹を渡りたいと、私は神様に言った。
だけど神様は、ただ悲しげに首を横に振った。

神様が振った首の意味を、私は暫く考えた。
それが不可能を表すのか。
或いは単なる制止を表すのか。
空はみるみる曇って、大雨と雷になった。

でも結局、私の出す答えは決まっていた。
神様は私に信じなさいと言った。
信じれば必ず救われるのだと言った。

つまりこうだ。
神様を信じれば虹の向こうに連れていってくれる。

大嵐の中を、私は這っていった。
すっかり日は落ちて、道は定かでない。
だが今までいた場所から逃げるように這った。

雷鳴は私を嘲笑う運命の声。
雷電は私を差す運命の眼差し。
突風は私を弄ぶ運命の指。
その全てが私の命を削っていくような錯覚。

だけど一人じゃない。
神様は言った。
辛いことの後には楽しいことがあると。
寒く刺々しい大雨の後には美しい虹が架かる、と。

死に物狂いで這っていった私の右手で、夜は明けた。
太陽の光に驚くように、あの暗雲が去っていく。
そして。

顔を上げた私の目の前に、虹が架かっていた。

普段私の届かない高いところにあるはずの虹。
それが、崖の淵から青空の高みへと伸びている。

形容のしようが無いほどにそれは、美しかった。

そして私は理解した。
自分は遂に、神様の国の入口に立ったのだと。

青空の彼方から、ほんの微かに鐘の音が聞こえる。
沼地の中では無かったものが、この虹の先にある。
きっと私の腕が、脚が、失った全てがそこにある。

嬉しくて、崖の端から勢いよく飛び出した。

なのにそんな私を、虹は受け止めてくれなかった。
腕も脚も無い私は、虹に触れることが出来なかった。

為す術も無く、奇妙な諦観にすっぽり包まれて。
後は重力に引かれて地面に落ちるのを待つだけ。

無意識に私は、視線を空へと走らせていた。

虹は沼地で見たのと同じように遠く、小さい。
澄み渡った青い空は、憂鬱げな色を帯びて見える。

ふと思った。

雷鳴は神様が必死に呼び止める声で。
雷電は神様の精一杯の警告で。
突風は神様が私を抱きしめようとした腕で。

そして大雨は。
神様が止まらない私を憐れんで流した、涙。

どうして気付けなかったんだろう。
神様はあんなにも沢山の啓示をくれたのに。
どうして信じられなかったんだろう。

だけど、思い付いた答えはとても簡単だった。

それはきっと。

私が神様のことを。

好きだった、から。

暴風に身を煽られ、天地を揺るがす衝撃の後。
気付けば私の五感は虚無によって支配されていた。

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【2011/06/14 20:54 】 | 未選択 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
カナデ
 最近書く気になれずこればっか、シーナです。
 そう言えば「シーナってぐっつり悲観主義者だね」って今日友達に断言された。ぐっつりって何だ、がっつりの間違いなのか、或いはそういう形容詞があるのか……てか、俺悲観主義者なの?「鬱だね」とか「病んでるね」とか「ニヒリストだね」とかは言われたことあったけど悲観主義者というのは初めてなんだが。
 まぁそう発言した奴は根っからの楽観主義で、なんつーか……理解しえないが故に仲良いというか。お互いに分かろうとする努力をやめてるから下手に気の合う奴といるより楽なぐらいなんだけど。悲観主義者ってもっと悲観極めてる奴のこと言うんじゃねーの?って言ったらもう極めてるだろって即座に返された。ちなみに彼に「お前はぐっつり楽観主義者だな」って言ったらすげぇ否定してました。なんか笑える。
 あー、納得しそうで納得しないのはなんなんだろう。
 謙遜みたいなアレなのかね。「いやぁ悲観主義者さんと比べましたら私なんてとてもとても」みたいな。そこまで到達してないけど「いやいや君だってぇ」みたいな返しはむっちゃ期待してるよ、みたいな。うわお自分で自分のこと書いてて気持ち悪いわ。
 ……自己嫌悪多いな、最近。何が俺の心に火を点けてんのか知らんが。
 「何か自分の嫌いなところ見つける→嫌いになる→自己嫌悪してる自分に苛つく→嫌いになる→更に苛つく」っていう自己嫌悪スパイラルに見事はまって抜けられない抜けられない。誰か引っ張ってーって言おうにもその差し出された手にすら作用する特殊効果:慢性的リアリティの欠如&慢性的疑心暗鬼。んでその手から距離取ろうとして更にスパイラルの奥底へ沈んじまうと。はーそろそろ底につかねぇかなぁ。目が回るんですが。そろそろどっちが上だか分かんなくなってきてるんですが。つか寧ろここってどこですか。俺、ちゃんとここにいますかね。ここってどこだか知らんが。本当に(本当もくそも無いが)みんなと同じ次元の同じ空間に同じ時間軸でいるんかね。その辺あやふやだわ。妄想と現実の境界ははっきりしてるけど自分の世界と現実の相似は日毎にあやしくなってきてるような気がしてならん。怖。
 あ、でも良い夢見たぜ。
 電車の中で某K・S先輩が「誕生日プレゼントだよ」って言いながら台車でデカいプレゼントボックス押してきて、開けたら若かりし日のブライアン・メイが出てきてツーショット写真撮ってくれて、何故か次の駅でロジャー・テイラーとジョン・ディーコン乗ってきて、「You are Farrokh!」って言いながら四人で写真撮ってくれたんだぜ。夢の中でFarrokhって誰だろうって思ったけどよくよく考えたらフレディ・マーキュリーの本名だったわ。全然似てないけど。……にしても幸せな夢だった。もう一回見たい。
 ……ので、寝る。ではまた次回。

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【2011/06/13 22:11 】 | 未選択 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
カナデ

 なんか疲れてます、シーナです。
 ヤバい。もう何もかもに怯えてる。そんな気がする。友達怖い、後輩怖い、先輩怖い、先生怖い、人混み怖い、背後の気配怖い、喧騒怖い、沈黙怖い、暗闇怖い、風怖い。
 ……どうしよう。どうしていいか分かんない。
 どこにいても、何をしてても、「今この瞬間死ぬんじゃないか」って幻想が離れない。出会う人みんなが自分に恨みを持ってる気がする。なんて言うんだろう、殺意が追っかけてくる。そんな感じ。「俺のこと殺したい?」って聞けばいいだけの話かもしれないけど、こんな思考回路した俺がそれを素直に受け止められるわけがないんだろうな。口先だけかもしれない、そんな考えは抜けないと思う。自分の気持ちにすら確証持てない奴がどうして他人の言うことをほいほい信じられるのかって話。
 あぁ、疑心暗鬼って言葉があったっけね。
 人の気持ちに「で、本音は?」って毎度条件反射のように内心返してしまう。それもプラスな評価に限って。
 多分俺は不幸な人間でいたいんだろうな。いつも自分をマイナスにマイナスに仕立てあげて、可哀想にって慰めてもらいたいんだ。嫌な奴。ただのぶりっ子だろ。可哀想になんて優しい言葉、掛けてくれる奴がどこにいるって言うんだ。それで言ってもらったところで「どうせ本当は違うんだ」って信じようともしない。信じられないんだったら望むな。そんなことやってるからいつまで経っても一人ぼっちなんだよ。勝手に壁作って中に閉じこもって他人を避けて挙句の果てに「誰も分かってくれない」。気味悪いわ。そんな奴いなくなれ。リアルに死んじまえばいい。もう死ね、これ以上他人に迷惑かける前に死ね。どうせ死ぬ勇気も無いんだろ。それで今度は生きる意味を勝手にこじつけて自分の人生正当化しやがって。生きる意味なんて無いから。お前がいるだけで他人の人生までクソになってんの、いい加減に分かれよ。
 ……それは言い過ぎか。クソだけど消えたら消えたでまた迷惑だから取り敢えず無難に人生こなしとけば。それで突然死んだらまぁそれも必然だったってことでいいや。ひとまず生きとこ。
 おk、諦めついたから終わり。ではまた次回。

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【2011/06/12 22:06 】 | 未選択 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
間奏
 曇ってるけど月が見たい、シーナです。
 はぁ…夕日なんて見てないよ。曇ってたもん。二人きりになんて、ましてやあんな甘い状況なんてないよ。帰りの電車の中で一人寂しく書いてたよ。
 憧れるけどありえないね。俺だって多少は乙女な夢持ったりもするよ。持ったりするけどさ……でも、虚しいじゃん。現実では起こりえないことを思い描いてそれが実現するという儚い「奇跡」を待つなんてさ。あり得ないんだよ。現実はそんな素敵なもんじゃないんだ。白馬の王子様なんて現れちゃくれない。探しに行ったって見つからない。いないんだから。無いものねだりはねだる方もねだられる方も幸せにしないんだ。
 ……でもね。愛してほしかったよ。私の気持ちと等号で結べるぐらいの愛情が欲しかった。ここで言ったって何にもならないけど、本人に言ったって何にもならないけど、だけど……だけど、叶うならあんな体験してみたいよ。大好きだよ。大好きすぎるよ。辛い。いっそ吹っ切ってしまいたいさ。まぁそれ出来たらとっくに楽になってんだろうけどさ。
 頭痛てぇからもう書くのやめよう。ではまた次回。

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【2011/06/11 21:04 】 | 未選択 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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